日本人はガチャが好き、韓国人はクオリティの高いゲームが好き
昨今、日本ではコンシューマゲームよりもソーシャルゲームの方が流行っていることは火を見るよりも明らかだ。
私自身、ソーシャルゲーム黎明期からおそらく100とか200タイトル以上は遊んで来たのですが大枠の流行りでいうと以下のような流れかなーと思ってます。
ブラウザゲー(mobageやmixiなど)→パズドラ(リッチなスマホ用ゲーム)→モンスト・白猫(リアルタイム協力ゲーム)→IPゲーム・音ゲー
この流れで一貫して存在している外せない文化としていわゆる「ガチャ」が挙げられる。この中のゲームがいかに流行ったかという分析の中にはいかにガチャのシステムを上手く入れ込んだか、というところになるかと思います。
一時期やりすぎて問題にもなったほどです。
私のプレイしたゲームの中でとても良質なゲームの割にはガチャがあまり必要ではないゲーム、良質で面白いのにガチャが必要すぎて課金なしでは満足にプレイできないゲームなど様々でした。
少しでもバランスを間違えるとサービスの継続が難しくなってしまうことがある為、ガチャとゲーム性がうまく取れているゲームが一時代の覇権を握っていると言っても過言ではありません。
また、日本は通勤電車など移動中に気軽にプレイできるようなゲームが流行っていることも特徴として挙げられます。
一方、日本でリリースされるアジア系の海外ゲームはどうでしょうか?
少し前から増えているPCオンラインゲームと比べても遜色無いようなクオリティ+やりこみ要素の強いゲームが海外で高い人気を誇っており日本にも輸入されて来ている状況です。
ただし、私から見て現地で流行ったほど日本では流行っているようには見えません。ゲーム内容としてはやはりPCゲームと似たような仕組みでガッツリやり込んで自分のキャラを育て、アバターなどの付加要素に課金するという形のものが多いイメージがあります。
この違いから見えてくることは、日本は「お手軽・ガチャによって強くなれる」ようなゲームが一定の人気を得ており、韓国・中国では「ガッツリゲーム・やりこむ人はガチャによる付加価値を求める」のような同じアジアであってもゲームに対する価値観や求めているものが少し違うんだな〜と思った次第でした。
確かにパズドラも海外ではあまり流行らなかったような...(※ただしドラゴンボールなど圧倒的IPは別)